DVD-Videoの再生可能地域を限定するコード。ディスクとプレーヤの両方がそれぞれ固有のコードを持っており、両者のコードが一致しないと再生できない。このため、例えば、アメリカで購入したDVDを日本で購入した(日本市場向け)DVDプレーヤで再生することはできないようになっている。 リージョンコードは8つあるが、リージョン7は未使用でリージョン8は国際航路等の特殊用途なので「6つ」といわれることが多い。 プレーヤの持つリージョンコードは1つだけだが、ディスク側は2つ以上のリージョンコードを持つことができ(全コードを持てばリージョン規制なしになる)、どれか1つがプレーヤのリージョンコードと一致すれば再生できる。 現在販売されているパソコン用のDVDドライブでは、リージョンコードはドライブに記録する方式になっているため、OSの再インストールなどではリージョンコードはリセットされない。 国内で販売されているDVDプレーヤ・DVDドライブのリージョンコードは「2」。国内の店頭で販売されているディスクのリージョンコードは「2」か「ALL」のため、これらのディスクを再生する限りではリージョンコードを気にする必要はない。 なお、同じ「2」がヨーロッパ・南アフリカ共和国にも割り当てられているが、これらの国は放送方式が日本と異なるため、実際に再生しても正常には表示できない。 海外で販売されているプレーヤには、自分のリージョンコードをディスクのリージョンコードに合わせてしまうなど、リージョンコード規制を回避する機能がついているものもある(本来は規則違反)。 リージョンコードがDVD-Video規格に追加された背景には、アメリカ映画業界が、海外での封切り前にDVDでその映画が海外流出してしまい、興行収入に悪影響を及ぼすと危惧したという事情がある。このような事情があるため、強硬にリージョンコードに反発し、様々な方法で規制を回避しようとするユーザも数多く存在する。